コンクリートブロック用シールの特徴
2013-08-23(金) | お知らせ |
今回はコンクリートブロック用のシールは普通のシールとどう違うのかについてお話ししたいと思います。
写真を見ただけでは違いがわからないかも知れませんものね。
ブロックに貼るシールとして使用している印刷シートは、家庭用のインクジェットプリンターで出来る転写シール作成キット「ミラクルシート」として開発された印刷用紙に改良を加えたものです。
もともと肌に貼ってインスタントタトゥーとして利用できるほど薄くて軽い素材でできているので密着度は抜群!伸縮性があるので貼る素材(コンクリート)の質感をそのまま出してくれます。
コンクリートの質感がでるのであたかも直接ブロックに手書きしたような風合いが得られます。
それこそがブロックに貼っても自然で違和感がないこのシールの最大の特徴なのです。(図1)
図1.表面にコンクリートの質感がそのまま出ています
では普通のシールを貼ってみるとどうでしょうか。まず、シールに厚みがあるのでブロックに接着させること自体が難しいでしょう。
なぜかというとブロックを触ってみるとわかるのですがコンクリートって結構ザラザラしているんですよね。
コンクリートブロックの表面はデコボコしていて出っぱっているとこだけしか接着していないので接着面積が少なく、雨や風にさらされればシール自体の重みで剥がれてくることも考えられるのです。(図2)
では極薄のシールを作ればいいじゃんという声が聞こえてきそうですが、そうするとシールを貼るのが難しくなってくるのです。
オブラートのように薄いシールはペラペラなので貼る位置の検討もつけにくく、風が吹いただけでもくしゃくしゃになってしまう危険性があります。
とても現実的ではありませんね。
ミラクルシートの場合、印刷用紙自体は厚紙なので貼る位置の検討も簡単につけれます。
貼った後で水で湿らせると紙が剥離して薄いフィルムだけが残るのです。
コンクリートのようなザラザラな場所でもシールが定着出来るのはミラクルシートならではなのです。